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更新日:2025年8月15日
6月から7月にかけて行われた指定陸上競技大会において、全国大会参加標準記録を突破した国分中3年の前田健心さん(男子1500m)、舞鶴中3年の山田心々和さん(女子走幅跳)と橘あんさん(女子800m)、隼人中3年の山口優月希さん(女子800m)の4人の生徒が、全国大会への切符を手にしました。8月1日市役所を訪れた4人は、市長と教育長に全国大会出場の報告と大会に向けての抱負を話しました。現在全国2位の記録を持つ山田さんは「6m跳んで、県記録を出して優勝を目指したい」と意気込みました。全国大会は8月17日から20日にかけて沖縄県で開かれ、4人の選手の活躍が期待されます。
こども・若者が市の将来を考える「霧島こどもみらいサミット」が8月2日、国分公民館で開催。市内12校の中学生約30人が参加し、市や自身らの将来について考えました。
一般社団法人横川kito代表理事の白水梨恵さんが進行を務め、6班に分かれて「こども・若者の声を社会に発信するにはどうすれば良いか」「自分の進路や将来の夢の実現に向けて必要なことは何か」といったテーマに沿ってグループワークに取り組みました。
国分南中3年の畠山琴音さんは、「これまであまり意識したことはなかったですが、今回参加したことで市の将来のことを真剣に考える機会になりました。また、他校の生徒と話す機会は貴重で、緊張しましたがとても楽しい経験になりました」と目を輝かせました。
いまだに建立年代や配置など詳細が分かっていない国指定史跡・大隅国分寺跡。史跡の前を通る都市計画道路・犬追馬場線の改良工事に伴い、令和4年度から7年度にかけて大隅国分寺跡の発掘調査が行われました。8月3日、発掘調査場所を埋め戻す前に調査の成果を知ってもらおうと、市教育委員会が現地見学会を開催し約100人が参加しました。調査により縄文時代の土器や石器、古墳時代の土坑や溝状遺構、鉄製品などが出土。中でも鉄製品が出土する土坑は古墳時代の墓と考えられ、当時を知る大きな発見となりました。さらに大隅国分寺が建立されたとされる奈良時代末期から平安時代初期とは時代が異なることから、寺の範囲を知る手がかりにもなりました。牧園町から訪れた德吉孝洋さん(47)は「高校に通うときに自転車で通っていた道。道路の下にある先祖が生きた名残を見られる貴重な機会だった。また埋められてしまう寂しさはあるが、記録に残していつか国分寺について明らかにしてほしい」と話しました。
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